株式会社ラーニング・ライツ

Solution事業内容

ソマティクス・エデュケーション

私たちの思考・感情・身体・精神は切り離して考えることはできない

17世紀、フランスの哲学者デカルトは、「方法序説」の中で、心(精神)と身体は別であると切り離されて論じ、デカルトの思想は以降の科学的進歩に大きな影響を及ぼしてきました。

加えて、精神は優れ、身体は劣る物としての欧米を中心とした宗教的思想が「心身二元論」を強化してきました。

日本では、仏教思想の根底にある「一如」という統合的な考え方のもと、東洋医学や武芸の中で「身心一如」の「心身一元論」的な思想・発想は脈々と受け継がれてきました。

しかし、私たちの身の回りでは、デカルトの影響は根強く、全体性を欠く分断的思考によって、本質的な解決が遅れてしまうこともあります。

近年、西洋が主導してきた「心身二元論」だけでは解決できない健康問題が多々生じています。

そこで、医学では、統合医学(ホリステリック医学)、カウンセリング治療では身体心理学(ソマティック心理学)の枠組みでのアプローチ、「客観」(科学)だけでなく、体験を通した「主観」的な視点を取り入れたアプローチがより注目されるようになってきました。

まだまだこれからのソマティック心理学

ソマティック心理学は、まだまだ聞き慣れない言葉だと思います。
2011年4月に久保隆司先生が「ソマティック心理学(春秋社)」を出版され、「心身のつながりを統合的に探求する身体心理学」の新しい心理療法の幕が開き、関心が広まってきました。

あるいは、逆に、身体に直接働きかけてきたセラピストがより言語化を促すことによって身心統合を促し、施術の効果を上げて行くこと。

また、それぞれのセラピスト専門性を大事にしながらも連携しあって、1人のクライアントを共に支えて行くこと。

そんなアプローチがより本格化する時期が到来しています。

当社では、カウンセラーとして体験した

・ ソマティクス(身体学・身体技法)
・ ソマティクス・サイコロジー(身体心理学・心理療法)
・ ダンスムーブメント(手法)

などについての情報をブログ形式で紹介しています。

皆さんの心身の不調の際の回復を叶える方法を見つけるお手伝いができるよう情報発信していきます。

本格的にメンタルヘルスが悪化する前に、どうか身体に手を当て、身体の声を聴き、決して封印しないでください。

身体とのつながりを大事にしていきましょう。
特にビジネスパーソンは忘れがちなので。

マインドフルネスから始まる成長

マインドフルネスは、価値判断を止め、囚われから解放され、受容的になり、「今ここ」の場面で、十分に気づきが得られる心の状態です。

「マインドフルネス」は、マサチューセッツ大学医学大学院教授・同大マインドフルネスセンターの創設所長であったジョン・カバット・ジンが、仏教の修行にヒントを得たストレス低減の手法として注目を集めた後、特にアメリカでは一大ムーブメントとなりました。

私たちの身の回りでも、宗教の信仰とは関係なく、坐禅や呼吸法の他、安静時・行動時の身体の感覚に集中し、瞑想をすることを実践している方が増えてきました。

坐禅会に参加すると、坐禅が習慣になっている経営者やミドルマネジメントの方々にしばしば出会います。

彼らの大半が、厳しい局面でより「自利と利他」の意思決定を迫られています。
もはや組織の中には指導者らしき指導者はおらず、内省を通して自分の成長に責任を持っているという印象を受けます。

元来、仏教に由来する概念ですが、今では宗教信仰とは別に様々な領域で実証的研究が進み、行動変容のためのプログラムの中に取り入れられています。

日本でも、医療や保健、スポーツの現場などで実践されています。
しかし、医療の現場では診療報酬制度上の壁や、トレーニングを受けたカウンセラーやトレーナーが不足しており、目覚ましい広がりはありませんでした。

しかし、2014年は、本格的に言葉の認知度が上がった1年でした。
外資系IT企業で瞑想が取り入れた研修プログラムが成果を上げていると紹介されたからです。

日本には、宗教の信仰とは関係なく「坐禅」の習慣や、禅に根ざした文化が既にあります。しかし、東洋発の仏教・禅の叡智が「脳神経科学」と統合され明快な実践手法としてアメリカから日本に紹介されてきました。

当社は、日本人の精神性によりフィットするマインドフルネスのサービスを提供したいと考えます。

世界に広がった「西田哲学」を実生活に活かす

当社ではマインドフルネス系の認知行動療法の1つで、日本で開発された「自己洞察瞑想法(SIMT)」のセッションを行っています。

多くの心理療法は、技法に加えて理論や哲学が伴います。

「自己洞察瞑想法(SIMT)」の背景にあるのは、世界に知られる日本を代表する哲学者:西田幾多郎の「西田哲学」です。

京都にある「哲学の道」は西田幾多郎にゆかりのある場所ですので、名前を聞いたことがある方も多いかと思います。

西田哲学は、仏教思想を西洋哲学と統合した日本生まれの哲学です。
難解な哲学として知られますが、セッションを受ける方が哲学そのものを理解することは必須な訳ではありませんので、どうぞご安心ください。

このように、仏教とは深くつながるマインドフルネスですが、自己洞察に重きをおき、信仰を前提とした宗教行為とは一線を画すものです。

偏見を解消し、本質的に効果を理解した企業や医療現場が、積極的にマインドフルネスのトレーニングを取り入れようとしています。

マインドフルネスのトレーニングによって、ストレス緩和やより仕事に集中する力、効率的にあるいは創造的に仕事をする力を強化しようという動きが活発になってきました。

しかし、自利に囚われ、利他の心を忘れれば本末転倒です。

このような深い叡智にヒントを得ようとする根源には、他者とのつながりを実感しながら、自己の成長や幸せにつながる価値を実践していく、そんな「自分なりのおおらかな生き方」が見直されているのではないでしょうか。

当社では、一過性のブームではない本質的な取り組みの広がりを支援していきたいと願っています。

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